9月4日-9月27日まで横浜で開催中だった
「ミヒャエル・ゾーヴァ展」に行ってきました。
ミヒャエル・ゾーヴァ(Michael Sowa)はドイツ生まれの画家、
またイラストレーターとして現在も活躍しているようです。
映画「アメリ」「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」にも携わっています。
初めて見た画家の作品でしたが、
躍動感に溢れた絵が特徴的で、遊び心が豊富でユーモアな絵がとても印象的でした。
作品の多くは、人が豚、アヒル、ペンギンなどに置き換えられ、
また複数の要素を含め、見る人に様々な解釈を与えるようになっています。
加えて作品が作ったら終わりではなく、
幾度となく上塗りを繰り返し、コピー品からも更に改変を加えて
オリジナルがどれかわからなくなるほど変化を加え続けているのも特徴です。
個人的には
「ゾーヴァの箱舟」など、空間を大きく持ち、
美しい陽光の射し込みと荒波の水しぶきの描写がとても気に入りました。
今回の展示はこれで終わりになりますが、
次回はまた新たな作品を中心に展示がなされるようです。
今回足を運んだ方も、足を運べなかった方も
以下のサイトから今期の展示にあたり、
取材からインタビュー、実際に絵を閲覧することができます。
「ほぼ日刊イトイ新聞 -「ミヒャエル・ゾーヴァの世界」の おすそわけ」
ゾーヴァの世界を覗くことができます。
また今回展示をした横浜のそごう美術館では
2009年10月10日-11月16日まで
「迷宮への招待 エッシャー展」が展示されるようです。
これもまた楽しみな展示展になりそうです。