最近ちょくちょく耳にする「Adobe AIR」
とりあえず「AIRは凄い!」という、革新的で、次世代の要となるといったイメージだけ受けてきてて、何がどう凄いのか分からず漠然としていたので少し調べてみました。
Adobeの公式サイトを見ても、なんのこっちゃ・・と思うぐらい専門用語だらけなので他サイトを散策(笑
Adobe AIRとはAdobe Integrated Runtimeの略称。
AIRの用途は、今流行りの、デスクトップ上で動作するウィジェット(デスクトップ上で動作するアプリケーション)を作る為のものだということが分かりました。
ここまで認知度の高まりの裏には、既存のプログラミング言語をそのままAIR上で記述をすることで、開発できること、またOSの種類を選ばずに製作者が望んだ通りに動いてもらえるということが挙げられるようです。
使えるプログラミング言語は、HTML、CSS、ActionScript、JavaScript (Ajax)。
Adobe AIRというからには、今までみたいにAdobe Photoshopのような一つのアプリケーションかと思いきや、そうではなくてプラグイン(アプリケーションの機能を拡張する為のもの)形式で、Dream Weaver CS3、Flash CS3 Pro、Flex Builder 3の中でスクリプトを記述していくようです。
初期に公開されたバージョン1.0では英語のみの対応で、1.1からは嬉しいことに日本語対応で使用できるようです。また費用は無料ですので気軽に利用できる点も嬉しいです。
ダウンロードはこちらから出来ます。
書籍もいくつか出版されていますが、購入するのは躊躇するけど試したいという方は、チュートリアルから操作方法を学習することも出来ます。
双方向性メディアへと時代が以降するにつれてのAIRのリリースは自然な流れかもしれませんね。Macromedia社も吸収して、今やデザイン業界のMicrosoftと呼べるAdobeですが、個人的にはソフトウェアを次々リリースするよりは、ソフトウェアを統合して収縮してほしい気もします(笑 例えば・・PhotoshopとIllustrator、DreamWeaverとFlash、AfterEffextsとPremiere、とか。ベクターとラスターで無理でしょっとか突っ込みを受けそうですが、ちょっぴり期待してます(ノ´∀`*)
(ベクターとラスターがわからない方はこちらのちゃたろうさんのブログが非常に分かり易いです。)